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闇堕
深い 深い 闇の中
僕は ずっと 潜り込む
沈んでいく体は何も感じず
ただ ただ 零れ 堕ちる
紅い泉に手を伸ばし
つける――――
――――安堵感
ここにずっと居れたら幸せだとか
感じる 心は 既に 堕ちた
残る痕に 頬寄せて
笑みを浮かべてみても
闇より出でし 光の国は
いつまでも いつまでも 見えない
羽はもう もぎ取った
堕ちるなら どこまでも
そう… どこまでも
'05.07.08 眞