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現実 |
繰り返される流れを他所に 虚無の心を水面に映す 淀んだ琥珀と 己への戒めを持ち 透明な空間に色を付けながら 水源に想いを帰す 現実しか見れない世界で 僕は何を希望に生きればいい? 万人を助けるはずのモノが 何故僕にだけ牙を剥く? 天上の君に問うても 返る答えは無し 天の白い糸が眼に付き、 焼け付くような空が見える もがき苦しむ時間の訪れ。 それでもどうか 助けないで。 夢など見れない世界だと 思い知らされたいから。 その場を後にし、 残ったのは 薫りと色と… |
'05.10.11 眞 |
久々に頭使いました。 |